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精神保健福祉協会だより 編集後記 抜粋

 第7号(1999.8.1)

◆当協会も設立3年目を迎え、新しい態勢で再出発することになりました。
会員諸氏の積極的な紙面への参加を期待しています。

◆織田正吉さんの「笑いとユーモア」(ちくま文庫)はユーモアを学ぶ人々にとってバイブルであると、勝手ながら思っています。その中に、ある小学生の作った詩がのっています。

   ぼくは夕ごはんのとき     おかずをこぼした
   父に「よそ見をしているからだ」と叱られた
   弟も「そうだそうだ」といった   それから数分後      
   父もおかずをこぼした     家中「シーン」となった

◆チャップリンによれば、喜劇は距離をおいて人生を見ることであり、悲劇はクローズ・アップされた人生なのだそうです。その気になればユーモアはどこにでもみつかるということでしょうが、それを感じるためにはユーモア感覚を磨かなくてはならないと思います。

(滋賀県精神神経科診療所協会 上ノ山 )




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