◆当協会も設立3年目を迎え、新しい態勢で再出発することになりました。
会員諸氏の積極的な紙面への参加を期待しています。
◆織田正吉さんの「笑いとユーモア」(ちくま文庫)はユーモアを学ぶ人々にとってバイブルであると、勝手ながら思っています。その中に、ある小学生の作った詩がのっています。
ぼくは夕ごはんのとき おかずをこぼした
父に「よそ見をしているからだ」と叱られた
弟も「そうだそうだ」といった それから数分後
父もおかずをこぼした 家中「シーン」となった
◆チャップリンによれば、喜劇は距離をおいて人生を見ることであり、悲劇はクローズ・アップされた人生なのだそうです。その気になればユーモアはどこにでもみつかるということでしょうが、それを感じるためにはユーモア感覚を磨かなくてはならないと思います。
(滋賀県精神神経科診療所協会 上ノ山 )