整数除算(¥)は、割る(割られる)数が少数の場合、小数以下を「切り捨て」て除算するようです。これは「正の小数」だけではなく、「負の小数」でもいえることです。
通常、整数型変数への代入やINT関数などにより小数を整数化すると、正の小数の場合は少数以下「切り捨て」、負の小数の場合は小数以下「切り上げ」(「切り下げ」というべきかな?例えば−2.4を整数化すると、普通は−3となる)となるのですが、整数除算では正負とも小数以下「切り捨て」で扱われてしまいます(−2.4なら−2と扱われてしまう)。したがって、例えば下の1)式と2)式では異なった結果を返してしまいます、くわばらくわばら。
1)PRINT INT(−.1)¥1 2)PRINT −.1¥11)の出力は-1、2)の出力は0となります。「.1」は「0.1」のことです。
さらに結果が負の少数になった場合も、少数以下切り捨てとなります。
例)PRINT −3¥2実行すると-1と出力されます。