ライくん激戦記

Volume 3

(更新:1997/5/17)


Vol.3 目次


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わくわく7駅コンコース 芸夢線 芸夢駅 西山駅


イナズマアッパー!

(1997/3/11)

「わくわく7」を始めてしばらくが経っていました。 当時はまだムックが出てなかったので、必殺技や、ゲーメストに載っていた特殊技を2,3試していました。
頑張った結果、イナズマキャノン、イナズマクラッシュ、脳天キック(ジャンプ中レバー下+D)などについては、十中八九出せるようになっていました。 大回転ハイジャンプ投げ(わくわく投げ)も五分五分くらいで出せるようになっていたかな。
でも、イナズマアッパー、ドキドキアタック、ハラハラアタックは一向に出せませんでした。 特にイナズマアッパーについては、そもそもどう入力すればよいかが分かりませんでした。

イナズマアッパーのコマンドをもう一度見てみましょう。
レバー右/下/右下/+A(B)
ここで初心者ビーバーが頭を抱えたのは、レバー操作のうち、右/下/の部分は一体どう入力すればいいのだろうということでした。 下/右下/はイナズマキャノン同様に、レバーを外周にひきずりながら、下/から右下/へと入れていけばいいと分かるし、実際その通りだと思うのですが......。
イナズマアッパーの入力方法について、ビーバーは当時、次の二通りの方法を考えました。

1)右→ニュートラル(レバーが真ん中で立っている状態)→下→レバーを外周に引きずって右下
2)実は右右下下右下(すべて外周に引きずって入力)

両方のやり方を試してみましたが、やはりイナズマアッパーらしき技は出ませんでした。
また、最後の A(B) ボタンを押すタイミングについても分かりませんでした(レバーを右下に入れたまま押すのか、ニュートラルにしてから押すのか、それ以外の手順か)。

そんなある日、とあるメーリングリストで、イナズマアッパーが出せないと嘆いていたところに、ある方がイナズマアッパーを含む昇竜拳コマンドの入力方法を教えてくれたのでありました。
相手方向に移動しながら波動拳コマンド(ここではイナズマキャノン)を撃つような感じでいくといいそうです。 問題の右下のレバー操作は見たまんま、右から下へと真っ直ぐ入れればよかったのです。 言われてみれば確かに一旦ニュートラルにしたり、外周をまわらすとかしなくても、一直線に右から下へとつなぐことはできますよね。 ビーバー考えすぎ......。
あと、最後の A(B) ボタンは、レバーを右下に入れたまま押すのが正解でした。

「さあ今度こそ、イナズマアッパーを出すぞ!」
ラウンド開始から後ろに下がって、例のコマンドを入力開始。
(実際にはもっと素早く入力しています→)歩くような感じで右/、そこから真っ直ぐ下/、外周を引きずって......右下/、いまだ!(B ボタン PUSH!)

「イナズマアッパー!」
そう叫ぶとライはジャンプしながら拳で天を突いた。 イナズマアッパー入力は成功のようだ。
「やったぁ!遂に出せた......(泣)」
「よぉーし、次は相手(コンピュータ)にぶつけてやるぞ。」
見たところ、イナズマアッパーも昇竜拳みたいに上にあがる技のようで、これを相手に当てるにはやはり近づかなければならない。 幸い1人目で、相手の攻撃もそれほど激しくない。 相手に近づき、おもむろにイナズマアッパー! 成功を確認して更に B ボタン連打!(イナズマアッパーは発動してから A(B) ボタンを連打することにより、ヒット数を増やすことができる)。 バシバシバシ!と4回位連続で入った。 「おお、すげーぜワンダホー!!!」
その日は達成感でいっぱいでした。

でも、イナズマアッパーは、それからもしばらくは五分五分くらいでしか出せませんでした。 十中八九出せるようになるにはもう少し時間がかかったのでした。

このようないきさつで出せるようになったイナズマアッパーですが、ムックによると、使えるシーンはかなり限られている模様。 連続技に組み込むとか、相手の隙の大きな技をガードした後とか、それくらいしか使えるシーンが無いそうです。 実はジャンプ中の相手を攻撃するのには向かないと。
また、右から下下から右下の各入力は5フレーム以内(1フレーム=60分の1秒)、更に右下から A(B) ボタンPUSH は4フレーム以内に行わなければならないというデータがありました。 結構せわしないですね。 イナズマキャノン、イナズマクラッシュは、各方向入力の間は10フレーム以内で OK なのに。

ま、それだけに相手に当たったときの喜びもひとしおなんだけど。 今日も相手の飛び込みに対して、あえてイナズマアッパーで挑んでみたり。 天に昇りながらバシバシ当てて、景気良く「? HIT COMBO!」(?回連続ヒット)と出てくるのが爽快だなぁ。 わくわくパワー版(AB ボタン同時押し)が決まるともっと爽快だぞ。
というわけで、今日もどこかでイナズマアッパー!です。

※ドキドキアタック、ハラハラアタックはその後、十中八九出せるようになりました(^^)。

本日のまとめ?:イナズマアッパーの出し方
コマンド:レバー右/下/右下/+A(B)
歩きながら波動拳を出すような感じ。
A(B) ボタンは、レバーを右下に入れたまま押す。
入力は素早く(レバー右からボタンを押すまでを4分の1秒以内で行うという感じかな)。
レバー操作の軌跡:
誤1:(略) 誤2:(略) 正:(略)

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ハラハラ対ハラハラ!(前編)

(1997/4/22)
(更新:1997/5/14)

ハラハラアタックがアツイです。 これは、各キャラが一つずつ持っている技で、出し方も同じです(レバー下下+AB(CD) 同時押し)。 レバー入力が成功すると、画面いっぱいに「WARNING!! HARAHARA ATTACK MOTION START」と表示され、しばらくすると発動します。 発動してしまったらこれを防御することはできません(かわすことはできます)。 攻撃力も非常に高いです。
そのかわり、レバー・ボタン入力から発動する(実際の攻撃が始まる)までの時間が非常に長く(例外:フェルナンデス。最後の敵。1秒前後で出る?)、ハラハラアタックを使う段には、それが使えるかどうかを的確に判断してやる必要があります。 基本的には、相手が気絶したときや、倒れたときを狙います。

※気絶:格ゲー(わくわく7も含む)において、短時間に集中して攻撃を受けたりした結果、何もできなくなること。 たいてい、一定時間経つか、相手の攻撃を受けると回復する。 わくわく7はどうか知らないけど、気絶中に何かボタンを連打すると、それに応じて早く回復する場合もある。

ハラハラアタックは、わくわくゲージ(画面下の丸に囲まれた数字)が1つ以上ある時に使え、レバー下/下/+AB(または CD)同時押しで構えに入ります。 1画面全体にでっかくハラハラ発動警告が出るのが豪快さんです。 出された方は基本的に、かわすか、出ばなをくじく(発動前に攻撃する、やられる前にやる)かしなければならず、相手を葛藤させることができます。 うーん、ハラハラ!

ライのハラハラアタックは「爆雷ハリケーン」といいます。
発動すると、両手を地面に平行に広げ、足を揃えて回転します。 回転する腕にはイナズマがまとい、これで相手を攻撃します。
発動は遅い部類のようですが、「ばーくーらーいーハリケーン!!」のボイスと、バシバシバシ......!!と連続ヒットする様は見ていて豪快です。 発動中はレバー操作で上下左右にゆっくり移動できる上、攻撃範囲が横に広いので、ジャンプでかわすのは辛いと思われます。 足払いを食らわすのも、腕の位置によっては辛いかも知れません。 これは基本的にかわすよりも、出ばなをくじいた方がいいかも知れません。
爆雷ハリケーンは攻撃力は高い方ですが、発動後の移動の仕方に注意しないと、あまり連続ヒットせず、最終的に大きなダメージを与えられないことがあります。 ポイントとしては、

  1. 発動したらできるだけ早く当てるように努める。時間が経つほど、相手に当てられる数が減るぞ。 ビーバーはこれで 4 HIT くらいで終ってしまったことがある
  2. 発動したら、レバー上少しだけ真上に浮き上がり、その後はレバーを斜め上に入れて相手に突っ込む。 これは、相手が攻撃を受けると、上の方に飛んでいくという特徴を利用するもので、ヒット位置を上の方に持っていくことにより、長時間相手に攻撃をぶつけようという考えである。 ビーバーはこれで最高 16 HIT! まで当てたことがある。 豪快さんだぁ

なお、2.において、最初に上がり過ぎて、相手の上の方に飛んでいってしまうという間抜けなこともありました(もちろん攻撃は当たらない)。 爆雷ハリケーンの最高高度は意外と高いので注意。

他のキャラのハラハラに出会ったとき、それをかわしたり、出ばなをくじいたりするのが楽しいです(楽とは言わない)。

「メタスラ」ことポリタンク Z のハラハラは「ビックリドッキリ弾」。 発動すると、大きな火柱が迫ってきます。 ライでかわすのはとても難しそうです。 ただ、発動が非常に遅いので、迷わず出ばなをくじきます。
#でも、既に3回も食らってしまった。どんくさー。
昔は「イナズマキャノン」で潰していました。 あまり遠距離から発射したらポリタンクに届かず、結局ハラハラを食らってしまったこともありました。
最近は、発動と同時に「雷だぁー!キック」(ダッシュ中強キック)を食らわすのが楽しみとなっています。
ちなみに、ビックリドッキリ弾の原料はハム助(犬)のたんこぶだそうです。 発動時によーく観察してみ?

ダンディー J のハラハラは「対消滅粒子加速拳」。 こいつは避ける方が楽です。 ダンディー J がハラハラの構えを取ったら(画面いっぱいに警告が出る)、とにかく左右に一定距離離れるだけであっさりすかすことができます。 攻撃力は高いのに......。 ただ、上方向に攻撃範囲が広いので、飛び込みに対しては強いです。
離れてからイナズマキャノンで撃墜することもあります。 ちょっと楽しい。

アリーナのハラハラは「アリーナスペシャル」。 これは空中でも構えることができ、発動するとその地点から8方向のうちの1方向に、炎をまとって飛んでいきます。
アリーナスペシャルには「アレスタ」弾避けの法則(「よいこの『アレ2』講座?」参照)が応用でき、比較的楽にかわすことができます。 つまり、アリーナが飛んで来ることがあり得ない死角にもぐり込んでしまえばいいのです。 もし、アリーナが空中の高いところで構えを取ったら、できるだけ遠くに離れてしゃがんでいるだけでもいいでしょう。 もっとも、地面で発動されたら、かわすのはちょっと難しいかも知れない。 うまくジャンプして飛び越えた方がいいかな。
「アリーナスペシャル」は発動が比較的早い(と思う)ので、やっぱり出ばなをくじくよりは避ける方を優先して考えた方がいいと思います。

まるるんのハラハラは「みらくるボイス」。 口から大きな衝撃波(?)を出すぞ。
発動がとても早く(フェルナンデスを除くと1番速い)、出ばなをくじくよりはかわすことを考えた方が良さげ。 ライなら「ハイジャンプ」(CD ボタン同時押しで構えをとり、そのままレバー上右上左上で飛び上がる)でかわすのがいいかな。 まるるんが構えをとったらできるだけ後ろに下がり、発射されたらすぐに CD ボタン同時押しで構えをとり、近付いてきたら斜め上にレバーを入れて飛び越すというところかな。 このとき、CD ボタンをあまり長時間押し続けると構えを解いてしまい、ハイジャンプできないみたいなので、ハイジャンプするタイミングを考えながら CD ボタンを押し始めるのがいいみたいです(画面上のライが構えをとるので分かる)。

天丼魔人スラッシュのハラハラは「ダークネスウインド」。 でもかつて一度しかお目にかかっていないので(食らった)、対策は良く分かりません。 ジャンプかハイジャンプでかわせるかなぁ?
※スラッシュは天丼が好きなのだ。 自分でも作ってしまうくらいに。

フェルナンデス(最後の敵)のハラハラは「ころがるデッスーン」。 ビーバーはまだ自力でフェルナンデスを拝んでいないのですが、人がやっているのを見ていたところ、発動警告が出てあっという間に発動してしまいました。 単純かつ驚異的な技(笑)にただただ唖然。 通常キャラの出が遅い必殺技くらいのタイムラグという恐怖のハラハラ。 ビーバーに勝機はあるのか!?

「お人形さん」ことティセのハラハラ、その凄まじい攻撃性能にビーバーは......(後編に続く)

近況報告

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ハラハラ対ハラハラ!(後編)

(1997/5/12)

1回目

お人形さんはビーバーとしては比較的闘いやすい相手でした。 その日もいつものように適当に攻撃したりガードしたりしていました。

お互いの距離が離れたとき、お人形さんがハラハラを構えました。
リミッターカットします。2......」
お人形さんのハラハラはまだ一度も見たことがありませんでした。
「一体どんな攻撃なんだろう(まだムックは持ってなかった)? とりあえず後ろに下がって様子見だ......これで一安心。 やってきたらジャンプでかわす、というところかな。」
そして......
「1......臨界突破......
お人形さんは突然姿を消したと思うと、ライの真上で「構え」を取っていました。
ばばばば......ばばばし!!!!

K.O.

お人形さんから照射されたレーザーをもろに食らい、撃沈。
「うぐぉぉぉ、あれがお人形のハラハラか。 まさか真上から来るとは思わなかったぜ。 しかも瞬間移動だ。 あれではジャンプでかわすどころじゃないな。 油断大敵、次は負けんぞ。」

2回目......

別の日、彼女はまたハラハラを構えてきた。 「リミッターカットします。3......」
「きたな。 2度と同じ手は食わねえぜ。 要はお人形さんがハラハラを構えたら、ずっと移動してりゃいいんじゃないの?」
前方に移動を開始するライ。
「......臨界突破......」
「余裕でくぐれるぜ!へへ、」
しかし......お人形さんが真上に現れたとたん、ライの動きが止まってしまったではないか......!!
ばばばば......ばばばし!!!!

K.O.

こうして、ライは再び彼女のレーザー攻撃で沈んだのだった、ぶくぶくぶく......。
「そうか、人形が真上にくると相手(ライ)の動きが止まってしまうのか。 これはどうしたものかな。 出鼻をくじくしかないのかなぁ。」

3回目............

その後、ゲーメストムック「わくわく7」を買う。 これにより、お人形さんのハラハラの詳細が分かる。
彼女のハラハラアタックは「超電子イレーザー」という。 回避するには、彼女が消えた瞬間にバックダッシュ(ポリタンク Z はスピンキック;前ダッシュ中強キック、まるるんは「ぶんぶんタイフーン」)すればいいらしい。 どうやら、彼女が上に行った時には、何か移動可能な技が出ていればいいようだ。

......今回も彼女は「超電子イレーザー」を構えてきた。「2......」
「よーし、今度こそ当たらへんで。 さあ来い、ティセ=ロンブローゾ!!

「......臨界突破......」
「今だ!!(レバー左左;バックダッシュ)」
彼女が上に現れた瞬間、ライがバックダッシュしているのを確認した。「やった......」

BUT......

次の瞬間、
ばばばば......ばばばし!!!!

K.O.

ライはその体、右半分をえぐられるように、超電子イレーザーを食らっていたのである。
どうやら、ライが位置していたのは画面端で、ハラハラ発動時のバックダッシュには成功したが、後ろによけるスペースがなかったらしい......
「うそだぁー!!!!」(©ガイン from 疾風魔法大作戦)

くやしいので、バトルガレッガやけくそモード(フルパワー&連射バリバリ)をやってゲーセンをあとにした(5面前半まで行ったような)。

4回目..................

お人形さんはまたハラハラを構えてきました。
「よーし、今度こそかわしてやるぜ。 今度は後ろのスペースも十分だな......」
頭ではこんなことを考えていましたが、手はどういうわけかハラハラアタック(爆雷ハリケーン)を入力していました。
「あ、バカ、何やってんだ!」(自分に言っている)

「WARNING!!」

ライと人形が、わくわくパワーをみなぎらせてハラハラの構えをとっている。 背景はライの赤と人形の黄色で激しく光っている。
ハラハラ対ハラハラ!
どっちが先だ!?!?

「ばーくー」、「2......」、
「らーいー」、「1......」、

「ハリケーン!!!!」
「臨界突破......」
うひゃ〜......

......人形が姿を消すとともに爆雷ハリケーンが発動、だめもとでレバーを人形の方向に入れておいたので、発動とともにその方向に移動を開始。 上に人形が現れたが爆雷ハリケーンは中断されず、移動を続けた。 超電子イレーザーは既にライが存在しない場所を焦がした......。

結局、ハラハラを回避するためにハラハラを使ったような形になってしまったのでありました。 意外な回避方法を発見してしまった、のかな。 回避するためにハラハラを使うのはもったいない気もするけど。

かくして、予期せぬ方法ではありましたが、初めて「超電子イレーザー」の回避に成功したのでありました。 それにしても「ハラハラ」したなぁ(笑)。

5回目........................(番外編)

後日、再び超電子イレーザーの回避に挑まなければなりませんでした。 今回は後ろにスペースがあることを確認した上でバックダッシュでよけようとしましたが......
ばばばば......ばばばし!!!!

K.O.

もっと早めにバックダッシュしないといけないみたいで......

負けるもんかぁ〜!(泣)

本日のまとめ

超電子イレーザー補足 あと、ボーナス君のハラハラアタック(焼身ボンバー)も、超電子イレーザーと同じ要領でかわすことができます(爆雷ハリケーンで回避できるかどうかは謎。さすがに間に合わないかな)。

近況報告

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