(更新:1997/5/17)
「わくわく7」を始めてしばらくが経っていました。
当時はまだムックが出てなかったので、必殺技や、ゲーメストに載っていた特殊技を2,3試していました。
頑張った結果、イナズマキャノン、イナズマクラッシュ、脳天キック(ジャンプ中レバー+D)などについては、十中八九出せるようになっていました。
大回転ハイジャンプ投げ(わくわく投げ)も五分五分くらいで出せるようになっていたかな。
でも、イナズマアッパー、ドキドキアタック、ハラハラアタックは一向に出せませんでした。
特にイナズマアッパーについては、そもそもどう入力すればよいかが分かりませんでした。
イナズマアッパーのコマンドをもう一度見てみましょう。
レバー+A(B)
ここで初心者ビーバーが頭を抱えたのは、レバー操作のうち、の部分は一体どう入力すればいいのだろうということでした。
はイナズマキャノン同様に、レバーを外周にひきずりながら、からへと入れていけばいいと分かるし、実際その通りだと思うのですが......。
イナズマアッパーの入力方法について、ビーバーは当時、次の二通りの方法を考えました。
1)→ニュートラル(レバーが真ん中で立っている状態)→→レバーを外周に引きずって
2)実は(すべて外周に引きずって入力)
両方のやり方を試してみましたが、やはりイナズマアッパーらしき技は出ませんでした。
また、最後の A(B) ボタンを押すタイミングについても分かりませんでした(レバーをに入れたまま押すのか、ニュートラルにしてから押すのか、それ以外の手順か)。
そんなある日、とあるメーリングリストで、イナズマアッパーが出せないと嘆いていたところに、ある方がイナズマアッパーを含む昇竜拳コマンドの入力方法を教えてくれたのでありました。
相手方向に移動しながら波動拳コマンド(ここではイナズマキャノン)を撃つような感じでいくといいそうです。
問題ののレバー操作は見たまんま、からへと真っ直ぐ入れればよかったのです。
言われてみれば確かに一旦ニュートラルにしたり、外周をまわらすとかしなくても、一直線にからへとつなぐことはできますよね。
ビーバー考えすぎ......。
あと、最後の A(B) ボタンは、レバーをに入れたまま押すのが正解でした。
「さあ今度こそ、イナズマアッパーを出すぞ!」
ラウンド開始から後ろに下がって、例のコマンドを入力開始。
(実際にはもっと素早く入力しています→)歩くような感じで、そこから真っ直ぐ、外周を引きずって......、いまだ!(B ボタン PUSH!)
でも、イナズマアッパーは、それからもしばらくは五分五分くらいでしか出せませんでした。 十中八九出せるようになるにはもう少し時間がかかったのでした。
このようないきさつで出せるようになったイナズマアッパーですが、ムックによると、使えるシーンはかなり限られている模様。
連続技に組み込むとか、相手の隙の大きな技をガードした後とか、それくらいしか使えるシーンが無いそうです。
実はジャンプ中の相手を攻撃するのには向かないと。
また、から、からの各入力は5フレーム以内(1フレーム=60分の1秒)、更にから A(B) ボタンPUSH は4フレーム以内に行わなければならないというデータがありました。
結構せわしないですね。
イナズマキャノン、イナズマクラッシュは、各方向入力の間は10フレーム以内で OK なのに。
ま、それだけに相手に当たったときの喜びもひとしおなんだけど。
今日も相手の飛び込みに対して、あえてイナズマアッパーで挑んでみたり。
天に昇りながらバシバシ当てて、景気良く「? HIT COMBO!」(?回連続ヒット)と出てくるのが爽快だなぁ。
わくわくパワー版(AB ボタン同時押し)が決まるともっと爽快だぞ。
というわけで、今日もどこかでイナズマアッパー!です。
※ドキドキアタック、ハラハラアタックはその後、十中八九出せるようになりました(^^)。
本日のまとめ?:イナズマアッパーの出し方
コマンド:レバー+A(B)
歩きながら波動拳を出すような感じ。
A(B) ボタンは、レバーをに入れたまま押す。
入力は素早く(レバーからボタンを押すまでを4分の1秒以内で行うという感じかな)。
レバー操作の軌跡:
誤1:
誤2:
正:
ハラハラアタックがアツイです。
これは、各キャラが一つずつ持っている技で、出し方も同じです(レバー+AB(CD) 同時押し)。
レバー入力が成功すると、画面いっぱいに「WARNING!! 」と表示され、しばらくすると発動します。
発動してしまったらこれを防御することはできません(かわすことはできます)。
攻撃力も非常に高いです。
そのかわり、レバー・ボタン入力から発動する(実際の攻撃が始まる)までの時間が非常に長く(例外:フェルナンデス。最後の敵。1秒前後で出る?)、ハラハラアタックを使う段には、それが使えるかどうかを的確に判断してやる必要があります。
基本的には、相手が気絶したときや、倒れたときを狙います。
※気絶:格ゲー(わくわく7も含む)において、短時間に集中して攻撃を受けたりした結果、何もできなくなること。 たいてい、一定時間経つか、相手の攻撃を受けると回復する。 わくわく7はどうか知らないけど、気絶中に何かボタンを連打すると、それに応じて早く回復する場合もある。
ハラハラアタックは、わくわくゲージ(画面下の丸に囲まれた数字)が1つ以上ある時に使え、レバー+AB(または CD)同時押しで構えに入ります。 1画面全体にでっかくハラハラ発動警告が出るのが豪快さんです。 出された方は基本的に、かわすか、出ばなをくじく(発動前に攻撃する、やられる前にやる)かしなければならず、相手を葛藤させることができます。 うーん、ハラハラ!
ライのハラハラアタックは「爆雷ハリケーン」といいます。
発動すると、両手を地面に平行に広げ、足を揃えて回転します。
回転する腕にはイナズマがまとい、これで相手を攻撃します。
発動は遅い部類のようですが、「ばーくーらーいーハリケーン!!」のボイスと、バシバシバシ......!!と連続ヒットする様は見ていて豪快です。
発動中はレバー操作で上下左右にゆっくり移動できる上、攻撃範囲が横に広いので、ジャンプでかわすのは辛いと思われます。
足払いを食らわすのも、腕の位置によっては辛いかも知れません。
これは基本的にかわすよりも、出ばなをくじいた方がいいかも知れません。
爆雷ハリケーンは攻撃力は高い方ですが、発動後の移動の仕方に注意しないと、あまり連続ヒットせず、最終的に大きなダメージを与えられないことがあります。
ポイントとしては、
なお、2.において、最初に上がり過ぎて、相手の上の方に飛んでいってしまうという間抜けなこともありました(もちろん攻撃は当たらない)。 爆雷ハリケーンの最高高度は意外と高いので注意。
他のキャラのハラハラに出会ったとき、それをかわしたり、出ばなをくじいたりするのが楽しいです(楽とは言わない)。
「メタスラ」ことポリタンク Z のハラハラは「ビックリドッキリ弾」。
発動すると、大きな火柱が迫ってきます。
ライでかわすのはとても難しそうです。
ただ、発動が非常に遅いので、迷わず出ばなをくじきます。
#でも、既に3回も食らってしまった。どんくさー。
昔は「イナズマキャノン」で潰していました。
あまり遠距離から発射したらポリタンクに届かず、結局ハラハラを食らってしまったこともありました。
最近は、発動と同時に「雷だぁー!キック」(ダッシュ中強キック)を食らわすのが楽しみとなっています。
ちなみに、ビックリドッキリ弾の原料はハム助(犬)のたんこぶだそうです。
発動時によーく観察してみ?
ダンディー J のハラハラは「対消滅粒子加速拳」。
こいつは避ける方が楽です。
ダンディー J がハラハラの構えを取ったら(画面いっぱいに警告が出る)、とにかく左右に一定距離離れるだけであっさりすかすことができます。
攻撃力は高いのに......。
ただ、上方向に攻撃範囲が広いので、飛び込みに対しては強いです。
離れてからイナズマキャノンで撃墜することもあります。
ちょっと楽しい。
アリーナのハラハラは「アリーナスペシャル」。
これは空中でも構えることができ、発動するとその地点から8方向のうちの1方向に、炎をまとって飛んでいきます。
アリーナスペシャルには「アレスタ」弾避けの法則(「よいこの『アレ2』講座?」参照)が応用でき、比較的楽にかわすことができます。
つまり、アリーナが飛んで来ることがあり得ない死角にもぐり込んでしまえばいいのです。
もし、アリーナが空中の高いところで構えを取ったら、できるだけ遠くに離れてしゃがんでいるだけでもいいでしょう。
もっとも、地面で発動されたら、かわすのはちょっと難しいかも知れない。
うまくジャンプして飛び越えた方がいいかな。
「アリーナスペシャル」は発動が比較的早い(と思う)ので、やっぱり出ばなをくじくよりは避ける方を優先して考えた方がいいと思います。
まるるんのハラハラは「みらくるボイス」。
口から大きな衝撃波(?)を出すぞ。
発動がとても早く(フェルナンデスを除くと1番速い)、出ばなをくじくよりはかわすことを考えた方が良さげ。
ライなら「ハイジャンプ」(CD ボタン同時押しで構えをとり、そのままレバーかかで飛び上がる)でかわすのがいいかな。
まるるんが構えをとったらできるだけ後ろに下がり、発射されたらすぐに CD ボタン同時押しで構えをとり、近付いてきたら斜め上にレバーを入れて飛び越すというところかな。
このとき、CD ボタンをあまり長時間押し続けると構えを解いてしまい、ハイジャンプできないみたいなので、ハイジャンプするタイミングを考えながら CD ボタンを押し始めるのがいいみたいです(画面上のライが構えをとるので分かる)。
天丼魔人スラッシュのハラハラは「ダークネスウインド」。
でもかつて一度しかお目にかかっていないので(食らった)、対策は良く分かりません。
ジャンプかハイジャンプでかわせるかなぁ?
※スラッシュは天丼が好きなのだ。
自分でも作ってしまうくらいに。
フェルナンデス(最後の敵)のハラハラは「ころがるデッスーン」。 ビーバーはまだ自力でフェルナンデスを拝んでいないのですが、人がやっているのを見ていたところ、発動警告が出てあっという間に発動してしまいました。 単純かつ驚異的な技(笑)にただただ唖然。 通常キャラの出が遅い必殺技くらいのタイムラグという恐怖のハラハラ。 ビーバーに勝機はあるのか!?
「お人形さん」ことティセのハラハラ、その凄まじい攻撃性能にビーバーは......(後編に続く)
近況報告
お互いの距離が離れたとき、お人形さんがハラハラを構えました。
「リミッターカットします。2......」
お人形さんのハラハラはまだ一度も見たことがありませんでした。
「一体どんな攻撃なんだろう(まだムックは持ってなかった)?
とりあえず後ろに下がって様子見だ......これで一安心。
やってきたらジャンプでかわす、というところかな。」
そして......
「1......臨界突破......」
お人形さんは突然姿を消したと思うと、ライの真上で「構え」を取っていました。
ばばばば......ばばばし!!!!
お人形さんから照射されたレーザーをもろに食らい、撃沈。
「うぐぉぉぉ、あれがお人形のハラハラか。
まさか真上から来るとは思わなかったぜ。
しかも瞬間移動だ。
あれではジャンプでかわすどころじゃないな。
油断大敵、次は負けんぞ。」
こうして、ライは再び彼女のレーザー攻撃で沈んだのだった、ぶくぶくぶく......。
「そうか、人形が真上にくると相手(ライ)の動きが止まってしまうのか。
これはどうしたものかな。
出鼻をくじくしかないのかなぁ。」
......今回も彼女は「超電子イレーザー」を構えてきた。「2......」
「よーし、今度こそ当たらへんで。
さあ来い、ティセ=ロンブローゾ!!」
「......臨界突破......」
「今だ!!(レバー;バックダッシュ)」
彼女が上に現れた瞬間、ライがバックダッシュしているのを確認した。「やった......」
次の瞬間、
ばばばば......ばばばし!!!!
ライはその体、右半分をえぐられるように、超電子イレーザーを食らっていたのである。
どうやら、ライが位置していたのは画面端で、ハラハラ発動時のバックダッシュには成功したが、後ろによけるスペースがなかったらしい......
「うそだぁー!!!!」(©ガイン from 疾風魔法大作戦)
くやしいので、バトルガレッガやけくそモード(フルパワー&連射バリバリ)をやってゲーセンをあとにした(5面前半まで行ったような)。
ライと人形が、わくわくパワーをみなぎらせてハラハラの構えをとっている。
背景はライの赤と人形の黄色で激しく光っている。
ハラハラ対ハラハラ!
どっちが先だ!?!?
「ばーくー」、「2......」、
「らーいー」、「1......」、
「ハリケーン!!!!」
「臨界突破......」
うひゃ〜......
......人形が姿を消すとともに爆雷ハリケーンが発動、だめもとでレバーを人形の方向に入れておいたので、発動とともにその方向に移動を開始。 上に人形が現れたが爆雷ハリケーンは中断されず、移動を続けた。 超電子イレーザーは既にライが存在しない場所を焦がした......。
結局、ハラハラを回避するためにハラハラを使ったような形になってしまったのでありました。 意外な回避方法を発見してしまった、のかな。 回避するためにハラハラを使うのはもったいない気もするけど。
かくして、予期せぬ方法ではありましたが、初めて「超電子イレーザー」の回避に成功したのでありました。 それにしても「ハラハラ」したなぁ(笑)。
もっと早めにバックダッシュしないといけないみたいで......
近況報告
(へべく)