緊急速報!

マイクロキャビンから
ゲームボーイカラー版マジカルチェイスが出るそうです!
ゲームボーイカラーユーザはチェックしておくべし!

(2000/2/27)


急行
停車
オウガシリーズで一世を風靡しているクエストは
昔こんなのを作ってました(^_^)。
マジカルチェイス
■○■■■■■ マジカルチェイス ■■■■■○■
ボーステック
BOTHTEC
クエスト
QUEST
MAGICAL CHASE
WINDOWS
PCエンジン
PC ENGINE

(1999年10月13日開業)

マジカルチェイス

ジャンル 横シュー
メディア Windows95 要DirectX(同梱) ジョイスティック対応、いちおう(何が「いちおう」なんだ→答えは本文にて)
メーカー ボーステック/クエスト(Windows 版)
発売年 1998(Windows 版)
標準価格 2,800円(税別・LOW COST版・Windows版)
概要 高い評価を得ながらも出回りが少なかったため、「幻の名作」(パッケージより)と言われていた「マジカルチェイス」(PCエンジン版)を、Windowsに文字通り「完全移植」。 魔法使い見習いリプルを操作し、開いた魔法の本から飛び出したモンスター達をけちらしていきます。 かわいいグラフィック、サウンド、ゲームバランス、オプション操作など、今初めてやっても面白い、まさに「幻の名作」。

伝説のオウガ横シュー

昔、PC エンジン界でカルトな人気を誇っていたらしい、横スクロールタイプのシューティングゲーム。
当時の雑誌でゲーム画面を見た感じは、プレイヤーが魔法使いの女の子の、かわいい感じでした。 何か、トト□(伏せ字になってない)みたいな敵も載ってましたっけ。
で、これが当時、一部の人たちの間で大変話題になっていたようなのですが、にもかかわらず出荷本数が少なかった(PC エンジン版)ためか、欲しくても手に入らない、幻のソフトとなっていたようです(「一部の」人気だったから増産されなかったのでは、という気も…(^_^;))。 しかし数年後、徳間書店がいきなり限定再生産するなど、ファンの支持は長年変わらぬ(?)ものがありました(いやあしかし徳間書店もいろいろと面白い会社やね)。 各種ゲームレビューとかでも、とてもいい評価(例: PC エンジン一?)がなされており、ビーバーもやってみたかったなぁと思っていたところ、ふとしたことから足を踏み入れたパソコンショップにて Windows 版(「ボーステックゲームパック99」)を発見(Windows 版が出ていたとは露知らず)、せっかくだから買ってしまいましたとさ。
何か、ぷよぷよと麻雀も一緒に入ってましたが、そんなもの(失礼な)には目もくれず、マジカルチェイスの CD オン!!

マニュアル諸行無常

…後から発売元のホームページを見て分かったことなのですが、マジカルチェイスは単体でも売られてました(爆死)。 全く、阿呆とは私のためにあるような言葉ですね、シクシクシクシク…(T^T)。

せっかくだから、この殺風景なパッケージ(ボーステックゲームパック99)について、もうちょっと観察してみましょう。 パズル、マージャン、シューティング(しかも復刻版)。 この、お互い購買層の噛み合いそうにない(特にマジカルチェイスと他の2つ(^_^;))ジャンルの組み合わせに、発売元の投げやり具合と、抱き合せの臭いを感じませんか。 しかも販売店でなく、発売元から既に抱き合わせ状態?(^_^;) (注: 法的に「抱き合わせ」になるかは不明)

ところで、3つのゲームは別々の CD & マニュアルになっています。 分かってるなボーステック?(^_^;)。
で、その3つのマニュアルについて、あることに気付きました。

この差は一体何なのでしょう(^_^;)。 オリジナルが「ぷよぷよ→麻雀→マジカルチェイス」の順に作られたと仮定すると、このマニュアルの変遷は会社の傾きを表してるのかとか、単なる開発者のやる気の差なのかとか、いろいろしょうもない邪推をしてしまいます(^_^;)(真相は不明)
余談ですが、ぷよぷよのマニュアルの表紙のぷよぷよが、何となくe-oneiMACに見えます。

改めてパッケージの裏を眺めてみましょう。

幻の名作といわれ続けたあの「マジカルチェイス」が遂に完全移植。
(原文まま)
何かこう、最新作「旬」で「伝説のカルトゲー」と言われてしまった「海腹川背」(スーパーファミコン)みたいで、瞼から熱いものがこぼれてきませんか?(答: きません) いや、海腹もやってみたいんだけどさぁ。

完全移植

「完全移植」ということですが、これは本当に完全移植でしょう。 たとえPC エンジン版を見たことが無くても…。

なぜそんな風に思うかというと…

  1. 音楽がまんま
    音源は CD-DA と WAV が選べますが、独特の音色から、どちらも PC エンジン版の音楽をそのまま取り込んだもののようです(ひょっとすると、ちょっとしたエフェクトがかけてあるかも)。 CD-DA (WAV) という高級音源で、PC エンジンのアレな音色を完全再現! …オリジナルを忠実に移植するという点ではグッドアイデアだと思うのですが、同時に、CD にデータレコーダの音を吹き込んだ一時期のベーマガみたく、何かすんごく技術の無駄使いというか、再び涙を誘います。 まぁ、「オリジナルバージョンをそのまま取り込み」なんてことは別に珍しくはないのですが、元が PC エンジンのアレな音源(くどい)な上に、アレンジバージョンもないという所に、やっつけ仕事完全移植にかける情熱を感じます。
  2. キャラがちらつく
    ええ。 ちらつくんですよ。 DirectX なのに。 元(PC エンジン版)はスプライトで描かれていたと思われるキャラクターが、時々ちらついてくれます。 また、それらが重なると、重なった部分だけちらつきます、ちらちらちらちらちらちらスカート失礼しまーす。 恐らく、PC エンジン版もこんな感じだったのでしょう。
少しはお分かり頂けましたでしょうか。 その他の部分…色使いやドット数(ゲーム上の1ドット: 実ドットでは2、3ドットかな)など、画面全体から伝わる雰囲気ももう、完全移植っぽいですね。 ラスタースクロールも再現されてるし(ラスタースクロール自体は他のDirectXソフトでもやってたから、珍しいことではないのかも)。 スプライトのプライオリティの順繰り(によるものと思われるちらつき)まで忠実に再現されているに至ってはもう、PC エンジンごと移植しちゃったような、豪快な移植ぶりを感じます(一種の PC エンジンエミュレータ?)。 強いて言うなら、時々コマ落ちする(スローがかかるではない)、スクロールが波打つことがある位でしょうか。 まあこれは Windows である限り仕方が無いのかも、多分。 他のアプリは閉じて遊ぼう。
本当のところは、できればPCエンジン版と両方プレイされた方の意見を聞いてみたいです。

(でもタイトル画面のクレジットはちゃんと「©1998 /QUEST」になってた。 あと「PUSH ?? BUTTON」の部分も違うと思う。 それにしても、何で「1998 /QUEST」って、変なところでスラッシュが入るんだろう?)

「おちつきがないわよ」

ジョイスティックをかまえて、いざプレイ…

「何だこりゃあぁぁぁ〜!?!?」
(振り絞るような声)
by ヤシャオウ
ゲームの内容がまずかったわけではありません。 レバーの調子が何か、すんごく、まずい…。 レバー(本当はパッド)に手を触れなくても、リプル(主人公)が勝手にふらふら動きよる。 店のシーンなぞ、2択(はい・いいえ)がランダムに行ったり来たりして、買いたくないものを買わされたり(ボタンを押す直前に「はい」に行かれて押してしまった日にゃもう…)。
実はジョイスティックのトラブルはこれ(マジカルチェイス)が初めてではありませんでした。
ビーバー、ジョイスティックをめぐる「伝説のオウガバトル」 そして今回のマジカルチェイス。 今まで経験してきたことを一通り試しましたが、どうあがいてもレバーはまともに使えません。 いつまでたってもぷるぷるです、リプルプルプル リプルプル、あわせて(以下略)。 ジョイスティックのマニュアルには、(コントロールパネルだけでなく)アプリ側でも調整してくれと書いてありますが、マジカルチェイスにはそんな気の利いたものはありません(まあ、あったところで、ソフトG同様役に立ったかどうか)。
…ソフトGのマニュアルによると、CPUが速くてかつサウンドカード上のゲームポートを使う場合、信号が正しく拾えずジョイスティックがまともに使えないことがあるとの記述が…。 どうもこれが原因くさい。
…考えた末、ジョイスティックにUSB変換コネクタ(別売)をかまし、USB接続に変更。 ようやくプルプルがおさまる、ふぅ。 しかし、同人ソフトですらちゃんと対応してるんだから、これくらいの対策はやって欲しかったです。USBという逃げ道のない人はどうすればいいんだろう。

ふんふんと、BGMに合わせて鼻歌混じりに楽しんでいると、いきなりフルスクリーンで某ギャルゲーのヒロイン(死)が…!! ななななんだこりゃあ〜!?!?
「最近帰りが遅いと思ったら、女のお友達と遊んでたんですね。 …マスターのおたんちー!!
などとは言いませんが(謎)、一体、何が起こったのでしょう?
…って、単にスクリーンセーバーが立ち上がっただけなんですけどね。
しかしねこしゅーやその他の同人ソフトですら、ゲーム中はスクリーンセーバーが立ち上がらんようにしているのに…開発者のおたんちー!!
ああ、ねこしゅー万歳!
なお、「某ギャルゲー」については、機械機会があれば書こうと思います…(^_^;)。
※ちなみに、スクリーンセーバーが機能している間、ゲームはポーズ状態になるので、その点は安心。

…うーむ、DirectXなゲームでウインドウかぁ。 珍しくはない(多分)けど、ちょい画面ちっけえなあ。 でもできればやっぱフルスクリーンでやりたいな…お、何だフルスクリーンもいけるんだ。 ではせっかくだから、俺はこのフルスクリーンモードを選ぶぜ! あポチッとな!
…んー、どうやらフルスクリーンになったみたいだけど、本当に窓をそのまま拡大しただけって感じだなぁ。 画面モード、切り換わらないし。 上にバー、出るし。 ついでにやっぱりスクリーンセーバー立ち上がりおるし。

かぼちゃ一筋

何か、ゲーム以前のことだけで、ずいぶん苦し楽しんでしまいましたね(^_^;)。 というわけで、ようやっとゲーム本体のお話。

絵は基本的によかです。 こういう、かわいい絵のゲームもあっていいと思います(^_^)。 一部何となく、ロジックプロ2/アドベンチャーのキャラに似てるなーというキャラがいますが(空中サーフィンな男の子とかぺろぺろキャンディとか)、ひょっとしてマジカルチェイスの影響を受けたのでしょうか。

ただ、一部「何だかなぁ」なデザインのキャラもおりまして。 絵師が結構好き放題描いたようなというか。 統一感がちょっと怪しい部分もあるというか。
冒頭の「人人口」もどきもそうですし、 5面のタコもかなり浮いてるし(パロディウスのそのまたパロディ?)。
あとのデザイン。 何も間抜作な目にしなくても…(^_^;)。 ビーバー的にはどうにも浮いて感じます。 この熊そっくりと言われた、ある人の心中察するに余りあります(^_^;)。

会社の先輩にマジカルチェイスを見せたところ、「この会社(クエスト)、本当にかぼちゃ好きやなぁ」と言ってました。 マジカルチェイスのゲーム中に登場するお店を営んでいるのがかぼちゃなんですが(コンティニューシーンにも出てきます)、何か、オウガシリーズでもかぼちゃがよく出てきたそうです(実はオウガシリーズはやってません)。
クエストのかぼちゃは、ADKの忍者みたいなものかも知れません。 そしてクエストにとってのかぼちゃの歴史は、このマジカルチェイスから始まっていたのです(多分)!

ゲームプログラミング

スプライトによるものと思われる多重スクロールや巨大戦艦、ラスタースクロール、カラーパレット切り替えによるものと思われるアニメーションなど、特殊効果にも何気に凝られています(^_^)。

4面の多重スクロール、はじめはスプライト+BGだと思っていたのですが、よく見ると手前の面も奥の背景も同じスクロール(BG)面に書かれているようです(注: PCエンジンでは、BG面は1つしか持てなかったと思います)。 奥の背景にあたるキャラクタのパターンをずらすことによって、多重スクロールを実現しているようです。 これだけなら前例があってさほど珍しくもないのですが、特筆すべきは奥の背景(にあたる部分: 本当は手前の面と同じBG面に書かれていると思う)に、手前の背景によって出来る影まで付けているということです。 それも真っ黒ではなく、周りより少し暗くなっているというもので、その部分も当然スクロールします。 原理は大体見当がつく(影の部分のキャラクタを別に用意しておき、そのパターンもずらすことによって実現しているのだと思う)けど、これに気づいたときは正直「やられた!」と思いました。 ゲームプログラミングとはやはりごまかしの美学なんだなぁ、自由な発想というか、わいもまだまだ修行が足りんなぁとか思ってしまいましたとさ(^_^;)。

「コオリじゃないよ」

小見出しは4面BGMのタイトルです。 何のことやら。

冒頭で「PCエンジンそのままやー」と言ってた音楽ですが、音楽自体は悪くありません。 むしろ凄くいいです。 クルマの中でも聴いてたりして。 壮快マジカルな音楽(なんじゃそりゃ)は、このゲームにぴったしです。 2面BGMなんか聴いてたら、緑の綺麗な田舎に旅に出たくなりました。 シューティングの音楽としても合ってるでしょう。
PCエンジンの音源性能に合わせられたアレンジもいいと思います。 PCエンジンでもここまでやれるんだなぁというのが分かるという点では、今回のような完全取り込みも悪くないかなぁと思いました。 名曲は音源を越えるってか。 でもアレンジバージョンくらいは入れて欲しかったなぁ。
サウンドテストモードでは、曲のタイトルが分かるようになっています(^_^)。 中には「デバッグじゃないよ」なんて曲もあります(2面BGMだったかな)。 どういう意味やら。

「ああ、よかった」

ゲームの出来も素晴らしいです。
まず難度がちょうどいいです。 とりあえずビーバー的には、簡単過ぎて手ごたえが無いこともなく、かと言ってすぐいやになるほど難しくもなく、やられても「次こそは」という気分にさせてくれます。 あそこのオプション操作はどうするべなとか。 名作と呼ばれるゆえんの一つはこの点なのかなぁ。 本来、やっぱりこれくらいじゃないかな、ゲームの難度調整のポイントって。
全体的に丁寧に作られていると思います。

加えてマジカルチェイスには、長く遊べるような工夫もあります。
このゲーム、全クリするだけなら割と簡単です(それでもいきなり全クリできるほど簡単でないところは、先の難度調整の妙(^_^))。 お店を見つけたら、とにかく体力回復形のアイテムを出来る限り買いましょう。 普通にプレイしていれば、お金に不自由することはあまりないと思います。 死んだらコンティニューもしちゃいましょう。 コンティニューによる、(全クリを目指す上での)ペナルティは少ないですし。
で、そんな風に全面クリアすると…あらら、ボーナス点が…ひー!! そう、マジカルチェイスでは、体力回復するほど、ボーナス点がどんどん減らされていくのです。 一度でもコンティニューすれば、ボーナス点はさらに半分!!
ここで、よりハイスコアを取るべく、再びがんばろうという気にさせられます。 今度は敵の出現位置もだいぶ覚えたから、体力MAXアイテムはなるべく買わないでおこうとか、ノーコンティニューをめざすとか。 絶妙な難度調整等も、こうしたやる気を支えてくれます。

体力制だからか分かりませんが、当たり判定がかなり大きいです(当たり判定が大きいから体力制になったのではという邪推も可能)。 体力制や当たり判定には好みが分かれるところかも。
ただ、マジカルチェイスにおいては、体力制である事も、プレイを繰り返す上ではそれなりに有効かとも思います。 少々のミスは多めに見て、まずは楽しめるというか。
余談ですが、やられパターン&効果音もかわいいですね、「きゅ〜ん…」。

2×2=4

そしてこのゲームの大きな持ち味の1つが、くるるん・ぐるるんと名づけられた、2つの星型オプションの操作だと思います。
オプションはプレイヤーに対する位置を変えたり固定したり出来ます。 また、それとは別に、オプションの向きを変えたり固定することも出来ます。 つまり、2×2=4通りのオプションモードがあるわけです。 これらの状態は、ボタン操作によりいつでも切替可能です(特定のアイテムを取ったりする必要はありません)。
この4つの状態を、混乱しないように切り替えながら戦いを進めていかなければなりません。 状況によって、オプションの向きか位置のどちらか、または両方を固定させたり、また固定するとすればどこで固定させるかなどを考えるのが楽しいです。 更には、オプションには敵弾を消す能力もあることも頭に入れておかなければ、クリアは難しいであろう局面もいくらかあります。

例えばステージ3の多くのシーンでは、向きも位置も自由にし、上下から現れる雑魚達を、そこから放たれる敵弾も防ぎつつ蹴散らしていく、といった戦い方が考えられます。 最終面のあるシーンでは、敵弾を防ぐためにオプションの位置は前に固定するけど、後ろから雑魚が来るので、向きは後ろ向きに固定して戦うなどといった工夫も求められます。
とにかく、状況ごとに最適と思われる、オプションさばきができるようになると、とても楽しいし、かっこいいと思います。 単にオプションを色々動かしてみるだけでも、まずは楽しいと思いますし、そうした中から最適なオプションさばきを模索するのも楽しいと思います。

毎度へたくそな絵ですんません

その他

5面に登場する、レーザーを撃ってくる雑魚。 本体とその跡を追うような複数のオプションからなっていて、本体とオプション両方からレーザーを撃ってきます。 自分がグラディウスの雑魚になった気分になります。 レーザーの形も何となくIIIのツインレーザーに似てるし。
ポーズをかける(Esc キー)と、リプルちゃんがある状態になります。 おいおい戦闘中に…でもかわいいから許す(^_^;)。
タイトル画面が出たら何もせずに放っておくと、1〜4面の序盤のデモプレイが見られます。 うまいのか下手なのか分からないプレイですが(^_^;)、ことオプションさばきやハイスコアを目指すことについては、それなりに参考になる部分もあるのではないかと思います。

まとめるわよっ!

今回の移植は恐らくPCエンジン版をほぼ完全に移植したものだと思われます。 PCエンジン版はもう何年も前の、しかもPCエンジンという、今となっては過去のハードで作られたゲームなわけですが、今はじめてやっても非常に面白いと思います。
そしてそれを(恐らく)ほぼ完全に、現代のハードで蘇らせたこと。 移植ものといえば、ある意味悲惨な結果をもたらすことが多い中(^_^;)、これは大変すばらしいことだと思います。
この名作を未来へも伝えていきたい
「移植の際のプラスアルファ(ジャレコのシューティングではない)に欠ける」という声も聞こえてきそうですが、こと「マジカルチェイス」に関しては、元の出来の素晴らしさ(^_^)から、それを(恐らく)ほぼそのまま再現したことをまずナイスだと思います。 厳しいかもしれませんが、マジカルチェイスに関しては下手なプラスアルファは毒になり兼ねないかもしれませんし。
だからといって、今回の余りにそのままな移植にちょっとひっかかりを感じるのも事実だったりするのですけれども(^_^;)。 とりあえず、音楽はアレンジ版も欲しかったです。 過去の名作の移植なら、設定資料集なんかあればもっと楽しかったかもしれません。 まあ、元の出来のよさに救われたのかなぁ、うまいとこ突いたなぁとか思ってしまったりもして。 …本当は新作作るより苦労したのかもしれませんし、分かりませんけれども(^_^;)。

ともあれ、せっかくだから今この時代に再びこの娘たちと遭えたわけですし、昔遊んだ人、買いそびれた人はもちろん、今回初めて知った人にも勧めたい一本です。
でも「抱き合わせ」には注意しようね、ぷよぷよ〜(笑)。


A. HOW TO PLAY

レバー移動
A(左ボタン)ショット・アイテム使用
B(右ボタン)オプション操作
※オプションの位置(向き)を固定していない場合、オプションの位置(向き)はレバー入力で変えることが出来ます(レバーがプレイヤーの移動とオプション操作を兼ねます)。 基本的に、レバー入力方向と逆方向に移動(方向転換)します。
※オプションの位置向きは、個別に固定/解除できます。
※オプション本体には敵弾を壊す効果もあります(防げない弾もあります。またアイテムによって防げるようになる弾もあります)。

敵を倒した時に出てくるお金を集めて、ステージ中に現れるお店で買い物が出来ます。


改札口

芸夢線のりば 芸夢駅 西山駅(Top)