ノベルズ
〜ゲームセンターあらしR〜
3rd strike 〜悲哀〜
(New:2000/4/3)
あらしたちが活躍していたのは、ゲーム史的に言えば、「スペースインベーダー」登場直後から、「ゼビウス」登場直前までではなかったかと思う。
あれからおよそ20年。
ゲームと、それを取り巻く環境は、どのように変わったのだろう。
ゲームに関しては、このゲームにちなんで言えば、CPUの性能が格段に上昇した。
画面も3D表示のものまで現れ、ずっと綺麗になった。
家庭用ゲーム機や一部の対戦格闘ゲームなどは、ボタンの数も増えた。
ゲームスピードも格段に速くなった。
もちろん、処理落ちなどではなく、通常のスピードが、である。
この10年を振りかえるだけでも、昨今の対戦格闘ゲームをプレイしてからストリートファイターIIなどをプレイすると、その遅さに驚くことだろう。
ゲームを取り巻く環境も、僕には急にはまとめられないけれども、大きく変わったに違いない。
ゲームの楽しみ方も多様になったことだろう。
ゲームの物語世界やキャラクターに想いを馳せる者、ゲームを通じて友情や、ときに男女の愛を深める者まで現れた。
ゲームそのものを楽しむ者もまだまだ存在するけれども、最近は少し少数派になった気さえする。
今この時代に帰って来るあらしは、ゲームと、それを取り巻く環境に、何を思うのか。
何が変わり、何が変わらなかったのか。
その答えを、例え一端であっても、あらしならきっと答えくれるにちがいない。
そんな、大きな期待にコントローラーを振るわせながら、○ボタンを押したのだった。
それが、ある意味において、いばらの道であろうことも知らずに…。
(以下工事中)
2nd
/Epilogue(Under construction)
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