私達は、いつまでも長寿で、しかも達者で生活できることを願っております。その健康法のため、種々の方法を取り入れて活用されていることと思いますが、約3000年前から発達してきた東洋医学の優秀な作用を十分に知っていただきたいと存じます。
その基本になるのが、東洋医学で言う「陰」と「陽」の働きです。男と女、昼と夜、熱と寒、動と静、明と暗のように自然界の中では、陰と陽のお互いの協調により成り立っているのです。男と女も、反対の作用でありながら新しい生命を生んでいるのです。昼と夜にしても、昼間、私達が活発に働く活動も陽の作用ですが、それには、陰の働きによる夜に充分な眠りにつくことにより、昼の充分な活動があるのです。
私達の身体には、普段、気が付かない「陰」と「陽」のお互いの作用が、上手く作用して、毎日の健康を守っていることを知ることによって、そのバランスが崩れないようにすることが大切なのであります。
古代人の優れた英知により、自然界の動きを観察することにより、人間の生理のリズムもその自然界の変化と共に変わって行くことを知り、それがまた健康維持につながることも分かったのです。
また、夏に汗の出ない人もいます。多く人々は、陽気が盛んで、体温も上昇してくるので、汗を出すことにより体温調節を行っているのですが、その陽気がもともと不足しているので、慢性的な冷え症の方は、汗が出ないのです。
患者様の状態を診断し、どこの内臓の機能に過不足があるかを診断して、関係する「ツボ」を刺激することにより、内臓は、正常に働いてくれるのです。内臓の働き、筋肉などの緊張や痛みなどをいかに早く鎮めてくれるかは、この「ツボ」を上手く応用することが大きなカギにもなり、はりの持っている機能が発揮できるかのポイントにもなります。
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