《経絡治療(脉を診ての診断と治療)について》
はり治療は、現代医学は勿論の事、古くからの歴史を持った経験治療ですから、その発展してきた状況も十分に理解し、生理学、病理学を熟知し、なお、はりが効くための前提に即した治療技術を持ち合わせていないと、本当の鍼灸の目的が達成されないのです。
幸い、当院では、長年にわたり、古典の勉強をして参りましたので、脉を診ることにより、患者様のどの内臓に疲労が出ているのか、又、どのような精神的作用が症状の原因になっているのかを探ることにより、一層の効き目が確実に現れてくるのです。
現在も脉診の判断がもっと厳しく分かるために研修を積んでおります。そして、訴える患者様の症状の病因が正しく確認されて、今まで辛かった各症状が、除かれてこそ、本当の鍼灸の臨床家であると心にいつも思っています。
当院の治療法に、温灸法があります。これは特殊なはりの頭にもぐさを付け、燃焼させてはりの作用と温熱作用を同時に応用する古来からの治療法です。一般では、煙がこもりますので、応用しにくいのですが、当院におきましては、換気が充分に完備されていますので、患者様には安心されて受療することが出来るのです。
この温灸法は、慢性症状はもとより、急性症状にも非常に効果があり、血行を良くし、身体に不足する陰の気を充分に補足することが出来ますので、身体の機能向上に最も適しています。
多くの患者様からは、ほのかに暖かくて、気持ちが良いといつも喜んでいただいております。
特に女性の方で、肥満になって悩んでおられる方が、最近非常に多くなりました。健康面においても大切なことでもあります。当院の治療は、耳にはりをすることにより、食欲を減退させるのです。だから、特別な健康食品などの販売は、一切していませんので、低料金にて治療を受けることが出来ます。
食欲がある状態は、血液中の血糖が、低くなっている状態です。このような状態の時に、耳にはりをすると血糖値が上がったような状態を脳に指令し、満腹感を出させ、食欲を減退させるというのが、この治療法です。
効き目は、個人差がありますが、ある程度の期間(4〜6ヶ月)、約一週間に一度の来院は、必要になります。継続が効果を出すのです。きっと希望通りのダイエットが成功します。
カイロプラクティックとは、聞き慣れない言葉だと思います。この治療は、身体の健康を保つには、背骨や骨盤が正常な位置にあるか、また正しく機能しているかという部分を診て、正常な状態に戻す治療法で、歴史は古く、16世紀に医学の父と言われた「ヒポクラテス」が最初に始め、アメリカのパーマーが、100年前にカイロプラクティックを確立しました。
背骨や骨盤は、全身を支えるためには大変重要な役割をしていまして、ゆがみやひずみがあると背骨の骨と骨の間から出てくる神経を圧迫するため内臓に不快な症状を発生させたり、各関節が硬直化され、周囲の筋肉の柔軟性もなくなり、筋肉痛、腰痛、肩こりの原因にもなってきます。
交通事故によるムチウチ症、日常生活での無理な負担から起こったギックリ腰、坐骨神経痛、膝痛、寝違いなどは骨の連結部のズレにより血液の流れが悪くなって、症状が出てくるのです。
以上のようにカイロプラクティック治療は、自律神経系の不調から来る内臓疾患や筋肉、骨の治療に最も適しているという事が分かっていただけると思います。また、カイロプラクティックは、ライフスタイルに関連する領域(捻挫と変形、姿勢、ダイエット、ストレスなど)の治療にも広がりつつあります。これは、カイロプラクティック治療は、病気の治療をするだけでなく、健康の維持のために行うという考え方から出ています。
カイロプラクティック治療は、世界中で大変認められている治療法の一つで、世界各国には教育するための大学があり、卒業生には、「DC」(ドクターオブカイロプラクティック)という、医師と同じ資格を与えられます。日本には大学がないので、当院では、日本にて活躍しているDCに師事し、現在もDCによって構成されているDC連絡協議会の教育コースにて、臨床研鑽しております。
《温灸法について》
《やせるはりについて》
詳細パンフレットなどがありますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
《カイロプラクティック(パーマー大学系)について》
“The doctor of the future
Will give no medicine,
But will interest his patients
in the care of the human frame,
in diet,and in the cause
and provention of disease.”
−Thomas Alva Edison
将来、医者は、
薬を与えなくなるだろう。
それは、患者達が、
背骨を治す治療、食事療法、
病気の症状の原因を治すことに
興味を持つようになるからである。
−トーマス・アルバ・エジソン
箱根駅伝、マラソン、高校野球のテレビ中継や、テレビでの番組で既に多くの皆様は、御存知のことと思います。
人間の身体は、連結棒のようなもので、この連結棒を支えているのは、背中やおなか、お尻、ふくらはぎ、太ももなどの筋肉です。これらの筋肉は、身体の左右にあり、お互いに引っ張り合いながら、バランスをとり、身体を支えています。
したがって、筋肉の一部にゆがみが生じるとバランスが崩れ、身体に影響が現れ、肩こり、腰痛、膝痛などが発生するのです。
このようにして起こった関節や筋肉等の腫れや痛みに対して、スパイラル(SPIRAL:らせん・渦巻き)状にテーピングを施すことによって、身体全体のバランスをすみやかに、しかも無理なく整える治療法をスパイラルテーピングと言います。
テープは、細いスパイラルテープと格子状になっているクロススパイラルテープを使用します。症状によっては、詳しい検査をして、正確に治療部位に貼っていき、全身のバランスを整えていきます。
スパイラルテープ療法の応用は、スポーツ選手は勿論の事、腰痛、膝痛、肩こり、五十肩、首の痛み、寝違い、腱鞘炎、捻挫、喘息などに効果があります。
スパイラルテープには、何の薬品も塗ってありません。テープの貼り方の組み合わせにより、全身のバランスを調整します。ですから、正しい診断と的確な貼り方が生命になります。
幸いこのテーピング治療創案者の田中信孝先生の指導を受け、スパイラルテーピング協会の会員になっているのは、この地区では当院だけとなっています。また、昨年まで行われていましたアイアンマンレースに出場した選手や他のスポーツ選手の多くが、このテープ療法を受けて、実績以上の成績があったことは、誠にこの治療の本領発揮の成果だと思っております。
鈴木治療院 |
滋賀県彦根市後三条町350−3 TEL:0749-24-1502 FAX:0749-24-0408 |
E-mail:norinori@pop.biwako.ne.jp |
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