サタデーピア便り NO.9

2001年7月 NPO法人サタデーピア発行 
                         彦根市小泉町596-1-202 
                         Tel&Fax 0749-23-6679 

夢工房if」開所のご挨拶
 

蝉の声もひときわ高く聞こえる今日この頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
去る5月10日「夢工房if」の開所式を開催致しました。
彦根保健所長 寺尾敦史様をはじめ、関係機関の方々にご多忙の中、多数ご出席を賜りありがとうございました。
また、彦根保健所長 寺尾敦史様にはご講演をお願いし、「地域で暮らしていくためには〜作業所が果たす役割〜」と題してお話しいただきました。詳しくはご報告出来ませんが、作業所の果たす役割は@地域の理解を得るA地域の拠点となる。Bボランティア育成の拠点となる。そして、心のバリア(壁)を取り除くことが大切であると経験を踏まえながらのお話しでした。
さて、当法人が目指しております精神障害者共同作業所を滋賀県、彦根市、地域の皆様のご協力のもと、彦根市小泉町にて、この4月に開設することが出来ました。名前は「夢工房if」と致しました。《ifもしも》利用する人たちの夢が将来、現実のものとなる、実現する場所であって欲しいという願いが込められています。
仕事は喫茶店と手作りクッキー、クレープの販売、そして自主製品の製作、販売です。
メンバーは10名、スタッフは3名です。
まだ、開所したばかりですが、「人と人のつながり」「生きていくことのすばらしさ」の実感できる作業所で在りたいとの願望と、自立と社会参加を目標にしております。
皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

                     NPO法人 サタデーピア
                         夢工房if運営部長 中村嘉男

*『夢工房if』へのご支援のお願い*
5月に開所し、メンバーも上手にクレープを焼くことが出来る様になり、最近クレープのお持ち帰りも始めました。自主製品の方も正座クッションだけでなく、新たにスツールが加わり、職員もメンバーも楽しみながら頑張っています。駐車場はございませんが是非一度『夢工房if』にお立ち寄り下さい。また、開所したばかりで運営において大変厳しいのが現状です。皆様のご協力、ご支援の程、よろしくお願い致します。

「夢工房if 職員、メンバー紹介

ではここで、「夢工房if」の職員とメンバーの紹介をしたいと思います。

職員

三度の飯より山が好き
我が人生に山あり人生の山もできるだけ楽しく登りたいです。
よろしくお願いします。

所長 内池貴美子 

最年長の47才。若い人達に囲まれて製作部長(?)として自主製品作りに励んでいます!“夢工房if”楽しい仲間のいる職場です。
又お立ち寄り下さいね。

寺田三江 

その昔「どん、くりこ」というあだ名をもらったことがあります。のんきで気がつかなくてボーッとしていることもありますが、皆んな大好きです。これからも皆んなと一緒に楽しくやっていこうと思いますのでよろしくお願いします。

森杉藤子 



メンバー

ここで紹介しているメンバーの名前はペンネームです。

 スタッフとメンバーで和気あいあいと喫茶や小物、クッション作りをしています。
クーラーも入って涼しいヨ!一度来て下さい
                     ( 小柳ゆき )

えらそうな言い方だけど、他の人を見ていると(通所者)なれてきやったなぁと思います。
なれるのは、すごいなぁと思いました。
                     ( 鈴木あみ )

クレープを焼くのが難しいです。      ( G.S )
 

お願い

牛乳パック、綿、アクリル毛糸を提供していただける方「夢工房if」までご連絡下さい。
よろしくお願いします。

夢工房ifメニュー

・コーヒー(Hot&Cold) 200円 
・あつあつクレープ(チョコレート、バターシュガー) 200円
・紅茶(Hot&Cold)   200円 
・ひんやりクレープ(生クリーム、生クリームストロベリー) 200円から
この他に、手作りクッキーもあります。

サタデーピア懇親会のお知らせ

お待たせ致しましたっ!サタデーピア懇親会を「夢工房if」で再開いたします。
お立ち寄り頂いたことのある方もまだの方も是非ご参加下さい。

日時  9月1日(土)
    午後 3:00〜5:00
場所  共同作業所「夢工房if」
    彦根市小泉町596-1-101
参加費用 500円
   (お飲物&クッキー付)

 楽しいひとときを過ごしましょう。

〜サタデーピア精神保健福祉研修会〜
テーマ「みんなとこの街で暮らしたい
        〜地域生活支援の実際〜」

今回は、ゲストに札幌ディケアセンターから精神保健福祉士の方と保健婦の方をお迎えして、家族会やディケア、作業所の活動や実際の支援の仕方、そして地域で暮らしていく方法などについてお話して頂きます。
札幌は、精神保健福祉活動がとても進んでおり、地域生活支援活動の「今」についてもお話していただけると思います。皆様是非ご参加下さい。
 また、サタデーピア会員との対談も予定しております。

講師中野英子氏 (札幌ディケアセンター  指導訓練課長)
   中川有氏 (札幌ディケアセンター  保健婦)
   橋本達志氏 (札幌ディケアセンター  精神保健福祉士)

日時  9月29日(土)午後2:00〜5:00
場所  南彦根クリニックディケア室
参加費用会員 無料   非会員 1000円

今月の文芸コーナー

今回も皆さんからいただいた文芸を紹介していきましょう。

「悲しみの歌」

君は背中に悲しみを背負っている。
昨日の夢の中に存在する。
君は知らない忘れてしまったのか? 
君の記憶から全てを消し去る。
悲しみ嬉しさも
誰にも君の記憶を消し去ることは出来ない
誰にも誰にも 
僕は幸福の中に居る君に会いたい 
僕は君の為に歌を謳う君の為に君の為に 
皆んなが私に合わせて歌を謳う
涙が私の瞳から溢れる
皆んな心の中から感動する 
皆が感動、皆が感動 
僕は幸せ 僕は
悲しい時君の為に歌を謳う                   ( Yamashita.Chiaki )   
「雲海」

不安も悩みも消えてしまえばいい
天に届く高い山から水平線の彼方まで
広がる白い海へ一天おしなべて
目に映るもの全てが白く水平だと悟ったら
私はその上を歩いていける
新緑の葉を一枚手にとって
端っこを差し出す
何も言わないで受け取ってくれたなら
お互いが両端をもって
彼方へ大きく放つんだよ
そしたら大きな放物線を描いて
虹がかかったよ
           ( トランプマン )

母の爪 つみ終へ夫の 爪を切り 我が二十指の 爪を切り捨つ (カズ子)

            

お 願 い

*13年度サタデーピア会費納入のお願い

平素は、サタデーピアの活動にご協力、ご支援頂きましてありがとうございます。
サタデーピアは皆様の会費で運営されております。13年度会費が未納になっておられる方は納入の程よろしくお願い致します。尚、こちらで確認がとれず、振り込み用紙が送付されている方がございましたらお詫び申し上げます。

*サタデーピア賛助会員募集のお知らせ

サタデーピアでは、精神障害に対する差別、偏見を軽減し、正しい理解を広めるための活動として講演会や研修会の開催、精神障害者の就労・地域支援として精神障害者共同作業所の運営を行っています。多くの皆様のご支援・ご理解をお願い致します。今年は、精神障害者共同作業所の開所、ひこね市文化プラザグランドホールでの『加古隆 コンサート』9月には札幌ディケアセンターから精神保健福祉士の方と保健婦の方を迎えて研修会を行う等の活動をしています。



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