(New:2002/9/2)
仕事の山を越えた8月某日、楽しみにしていた国道477号全線走破の旅に出掛けた。
国道477号について詳しくはこちら(工事中)で語るとして、一口で言ってしまえば、国道ならぬ酷道なのである。
国道なのに、クルマ1台やっと通れるくらいの幅しかないところがあったり、交差点で優先道路じゃないところがあったり、奇妙な路線取り(そもそも池田市と四日市市を結ぶってあたりからして既に変だ)だったり。
「酷道」好き(マニアの域には達していないと思う)な僕は、噂を聞いてから一度走ってみたいとうずうずしてたさ。
さて、中国豊中インターを降り、そんな国道477号の起点(池田市)を目指し北上していたところ、前方に阪急石橋駅の看板…って、ここは旧聖地のすぐそばではないか!
旧聖地、それはエコールソフトウェア社が、ある意味有名なゲームソフト、デスクリムゾンを作った頃にあった場所(今は立花あたり)。
事前の地図チェックでは見落としていたが、国道477号までの道のりが、ちょうど旧聖地のすぐそばを通るものだったのだ。
なんたる偶然!
旧聖地は今、どうなっているのか。
せっかくだから、旧聖地・アゼリアタワーも見ていくことにした。
そこは、相変わらず聖地だった。
駅前通りは、かつてと変わりなく、いろんな人達で賑わっていた。
聖地本体であるアゼリアタワーも、かつてとかわりなく、青空に凛とシルバーボディを伸ばしていた。
1階の CD 屋も健在だ。
AZALEA TOWER 2002
タワー横の看板に、聖地の名残を確認できた。
株式会社エコールソフトウェア
というか、看板まで相変わらずというのもどうかと思うのだが。→アゼリアタワー管理者
いやはや。 思わぬ拍子で旧聖地に来てしまった。 久々の旧聖地、よかったよかった。
先日、テレビで、エベレスト山のゴミを拾う話を見た。
それは大変危険な作業(深さ200m の氷の割れ目を渡ったり…)で、作業者はまず、ふもとで山の神に怒りを静めるお祈りをするのだ。
「無事に酷道制覇を成し遂げられますように…」
そんな話を思い出しながら、酷道の起点(付近)にそびえたつ聖地アゼリアタワーに向かって、心の中で手を合わせつつ、石橋を後にした。
あと、自分のごみくらいは持って帰ろう。
国道界のデス様・ROUTE 477…は言い過ぎか。
その入口(付近)にそびえたつ旧聖地・アゼリアタワー…
今後国道477号に挑む方は、まずは石橋に寄って、旅の無事を祈るといいかもしれない…?br>
アゼリアタワーは、阪急石橋駅を南に200m 〜300m 程行った所だ。
もしレンタカーで国道477号に挑もうとお考えの方は、マーチ・ヴィッツあたりか、できれば軽自動車をお勧めします。 上級者なら、レガシィで百井曲がり一発クリアに挑むのもいいかもしれません。