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EIGHTING
GREAT MAHOU DAISAKUSEN 業務用
ARCADE

(2000年2月21日開業 2000年2月29日改装)

グレート魔法大作戦

ジャンル 縦画面縦スクロールタイプシューティング
メディア 業務用
メーカー カプコン/ ライジング/ エイティング
発売年 2000
進行度 4面ボス、序盤の反射弾に散る。 カルテ使用。
概要 カプコンパートナーシッププロジェクト第2弾。 今回は隠れた(?)名作「魔法大作戦」が何年かぶりに帰ってきました。 「魔法大作戦」(「疾風 -」ではない)の名に恥じない出来でよかったよかった。 新フィーチャーの属性変更も思ってたよか面白そう。

魔法大作戦の思い出

前作、「魔法大作戦」の発売年は1993。 何で覚えてるかって? それは、同じ年新参のメーカー2社シューティングを出して、なおかつそのクオリティーの差に唖然とした記憶があったからさ。 だから、僕の頭の中では、片方の発売年が分かれば、もう一方のも分かるってわけなんだね。 で、肝心の魔法大作戦の方の発売年を忘れてたんだけど、もう一方のは何とか分かったから、それで分かったわけね。 そのもう一方のゲームは「RONA」と言いまして……。 いずれこのゲームについても色々書きたいなとは思っているのですが、まあ業務用とMSXという違いはあるにしても、スタートでいきなりこれだけ差があると……。 ちなみに、RONAをこさえた会社(メイビーソフト)は、今では立派なエロゲーメーカーとして更正しております。 あと、僕の記憶が正しければ、RONAはMSX最後の市販ゲームソフトでした……。 RONAは非18禁モロ。

閑話休題。 魔法大作戦といえば、個人的に結構思い入れのあるゲームでして。 あるゲーセンに魔王大作戦が置いてあったときにはそりゃもうサルのように遊んでたさ。 なんたって、当時から既に難しいシューティングやらがいっぱいの中で、難度はそこそこで、でも心地よい速さで展開される闘いが気持ちよくて……なんだか、私的生涯No.1ゲー(現在)の「ザナック・アレスタ」シリーズのような、そんな内容に惚れ込んでいたのでありました。 まぁ、最後の方はすんごく難しくて、結局全クリは諦めたのですが……。 後から知ったんだけど、どうやらその「アレスタ」シリーズの制作に関わっておられた方がこさえられたようで納得。 まぁ、それならそれで言いたいこともあるのですが……今回はまあいいや。
音楽も大好きで、ゲーメストCDも買っちゃいました。 ちなみに、それから数年後発売された、サターン版そうきゅうぐれんたい(漢字失念)にも、全曲収録されております……。

魔法大作戦移植未遂事件(馬鹿)

当時、魔法大作戦の家庭用への移植を期待していたのですが、その夢はとうとうかなわず(え、土星の疾風? 何それ?(こら!(^_^;)))、X68000とFM TOWNSで出たときは、「MSXで『もどき』をこさえてやろう」と本気で考えて、大学のサークルのやつとあーだこーだしゃべったり、あまつさえ(サークルの同僚から)「MSX版魔法大作戦がんばってくれ」とか年賀状で書かれてしまったり(もちろん本気じゃないだろうけど)、1面BGMを耳コピーしてMSX-BASIC(MSX-MUSIC)で鳴らして移植された気分に浸ろうとしたり(出来はかなり痛い上にプログラムもどっかいった(^_^;))、画面構成(スコア・メッセージなどはビットマップで走査線割り込みでスーファミ版龍虎みたく上下スクロールさせて表示とか、ゲーム画面はBASICでいうところのSCREEN4使うとか)やスプライトの割り付け、ボス面の多重スクロールのやり方まで考えましたっけ……(馬鹿)。 ああ、あの頃は青かったねぇ。 今でもかなり青いけどさぁ……(哀)。

そういえば、今MSX界では、あるサークルがMSX版ONE(20000HIT超えとるど(^_^;))をこさえるぞと頑張っておられるようで、しかもオリジナルの開発元も、開発を認めた模様、ひえー……(^_^;)。
……今、僕らがMSX版「魔法大作戦」こさえたら、ライジングの人達は許してくれるでしょうか……(だめでしょう。つーか出来るの?(^_^;))。 ONEはやったことないっす。

「魔法大作戦……?」「……」

さてグレート魔法大作戦。 雑誌で発表されたときは正直、どうでもよかったっす。 確かに驚きの感情もあったのは事実だけれども、前のパートナーシッププロジェクトがギガウイングで、これが怒首領蜂系というか、弾幕辛気くさ系(ビーバー命名)なシューティングで、カプコン側もかなり制作に関与していたみたいだし、加えて今度のはなんか変更とかいろいろややこしそうなおまけがついてきたりして、だから今度の(グレート魔法大作戦)もそう(弾幕辛気くさ系に)なるんじゃないかとか、更にはライジング側も、魔法大作戦よりあとのやつが私的にいまいちというか少なくとも魔法大作戦じゃないというか、グレート魔法大作戦を除くと最新作であろうバトルバクレイドもそんな不安を拡大したり、要は魔法大作戦じゃない魔法大作戦になりそうで、だから「どうでもいいや」と思ってたんですなぁ……。

「魔法大作戦!」「浩之さん……(涙)」

で、いよいよ彼にありつける時が来たのですが、いやあもう、上のような心配は見事に杞憂で終わってくれましたわ。 「難度はそこそこで、でも心地よい速さで展開される闘いが気持ちよく」……そうです、まさにあの魔法大作戦が帰ってきてくれたのです!! ああ、またこうして「魔法大作戦な魔法大作戦」に会えるだなんて、ビーバーもう嬉しくて……。

上質なシューティングは、シューターの腕も上げる……かどうかは知りませんが、これをやってからストライカーズ1945PLUSやったら、今までちょっと速過ぎるかモローと思っていたパンケーキすらちょうどいい速さに感じられて、なんだかいつもより気持ちよく楽しめてしまいました。 弾幕上等、ちょちょちょいのちょいと……で7面で死ぬまで一直線! ふっしぎー!

GUNNERS BROOM

目立つ新フィーチャーの1つとして、属性ってのがあります。 属性には、ではなく……って、ブラウザによってはわけ分からんかもごめんm(_ _;)m)の2種類があります。 プレイヤーはオプションを装備すると、どちらかの属性を持つことになります。 ショットボタンを押しつづけると、プレイヤーの属性を変えることが出来ます。 敵の攻撃や敵自体にも属性を持つものがあります。 プレイヤーと敵の属性の組み合わせによっては、敵に通常より多くのダメージを与えられます(敵がに輝きます)。 また、プレイヤーと同属性の攻撃なら、当たってもやられません。 例えば、プレイヤーが属性なら、赤の弾に当たっても死なないんだ。

今度の「魔法-」では、何か属性とかいうものがあるらしいと聞いて、「ああ、まためんど臭そうなものを……」とか思ってしまっていたのですが(^_^;)、実際やってみるとそんなに面倒なことはありませんでした。 とりあえず、両属性の切り替えは、ボタンを数秒間押しっぱなしにするだけで出来るし、異なる属性でも一応ダメージは与えられるので、属性を間違えて首が回らなくなるということはあまりなさそうです。
それに、属性切り替え時の溜め撃ちや、それによるお宝出現の法則、また属性を持つ敵の出現タイミングとかを考えると、そこに何やら美しいパズル性がありそうじゃありませんか(少なくともそういう気がしませんか(^_^;))。 属性切り替えタイミングを極めていく楽しみもありそうですよね。

同属性の攻撃ならやられないってのも、クリアには大事な要素っぽいぞ。 さっそく赤の弾をばら撒く1ボスで実験だ! 自分を属性に切り替えてっと……おお、確かにやられないぞ! ……ん? カルテちゃんが野太い声で「あうちあうち!」って叫んでるぞ。 ショットパワーも落ちてるみたいだぞ。 ……どっちにしても、敵弾にはあまり当たるなよってことなのかなぁ。 これは素直にノーダメージにした方がよかった気も。 まあ、色々思うところがあったんだろうなぁ。 とりあえず深くは突っ込まないことにしようっと。

ともあれ、属性の概念の導入も、「魔法-」らしさを損なわずに、新たな楽しみを持たせるのに成功していると思います。

ところで、属性というものがあって、しかも「高ダメージで緑色」って、がんぶるを思い出したりもして……(^_^;)。

I'm great!!

あとはまぁ、効果音の一部がバトルバクレイドと同じみたいで、ちょっぴり嫌な汗を掻いたりもしたけど(^_^;)、とにかく、久々に気持ちよく遊び応えのあるシューティングと出会えて、ビーバーは「グレート」ハッピーです!! (^o^)/ 今、「魔法大作戦」を世に問うてくれた、カプコン・ライジングの皆さんに感謝感謝!!
前作を知ってる人も知らない人も、弾だらけのシューティングにちょっぴりうんざりしている人も、爽快バトルフィールドへレッツゴウ!!

以上、前作「魔法大作戦」のCD(ゲーメストの)聴きながら書かせていただきました!

番外編

それにしても、炎属性の「クリムゾンファイア」って単語にぴくっとしたビーバーは何なんでしょうね(^_^;)……。 そういえば、バトルガレッガにもキングクリムゾンなんてやつが出てきたっけ。 いやあもう、ライジングさんはクリムゾンが好きだなぁ……(関係ないって)。

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