なんと、あの元祖デスクリムゾンが再生産・再販されました!
エコール社内に残っていた新品がたまたま見つかったこと、エコールのみならずサターンソフト(CD)が今後作れなくなる恐れが出てきたこと、そしてユーザーからの再販希望が多かったことなどから、再生産を決めたようです。
しかも、デストレインと称する、それを真鍋社長が新幹線で2日がかりで行商するという、イカしたイベントまで行われることになりました!
※基本的に要予約で、数に余裕があれば現地販売もする方針でした。
このソフトは特殊なものなので、このソフトに対する十分な知識のない方は買わない方がいいでしょうという意味のことを、自ら(エコール社)のホームページに書いてしまうあたりにビーバー、漢を感じてしまいましたとさ。
このイベントは、あちこちのゲーム系ニュースサイトでも話題になりました。
このイベントはかなりの人を集め、東京では300人ほど集まった上、ゲーム業界の著名人数人もやってきました。
JRには無断のイベントだったため、東京ではJRへの影響を恐れて考慮して、デストレイン開始数日前に集合場所を変えたほどです。
さて、僕もデストレインのイベントに行ってまいりました!
逝ったのは、最終目的地の新大阪。
そう、僕達は、歴史的な瞬間に立ち会おうとしていたのだ。
あの、デスクリムゾンの再販、それも新幹線による行商、しかも社長の手渡し。
これすなわちデストレイン……(ちとおおげさ)
せっかくだから、新大阪でのイベントの様子を、フォトリポートいたします。
今回は前回と異なり、僕のデジカメは御存命でよかったよかった(笑)。
時は西暦2001年4月15日(Sun)……
到着予定時刻のおよそ15分前に、ビーバーは新大阪に到着。
集合場所とされる、新幹線中央改札口に来ると、見慣れた方々の集まりを発見。
向こうも僕のことに気が付いてくれて、声をかけてくれました。
「社長、どっから現れるんやろ」
「ここであってると思うんやけど」
「案外上から出て来たりして(と言って天井を見上げる)」
「上から来るぞ、気を付けろ」
「上から出てきて逮捕されて」
「それはそれで歴史に残るな」
などと談笑しつつ、社長がやってくるのを待つ。
到着予定時刻の18時半まで後数分だというのに、社長はおろか、他のファンと思しき人達の影も見当たらない。 焦り出す僕達。 「ここであってるはずなんだけどなぁ。」 すると遠くから、「こっちだぁ、越前!」と叫んだような叫ばなかったような、とにかく僕らを呼ぶ人。 どうやら、中央改札口は入口と出口が別になっていて、僕らが待っていたのは入口の方だった模様。 手招きする方に走っていく僕達。 そこは既にたくさんのファンが集まっていた。 危ないところでした。 教えて下さった方ありがとうございました。
程なく社長降臨。 改札を出てきて、こちらに笑顔を向ける社長。 一斉にフラッシュが光る(自分のも含めて(^_^;))。 まるで有名人のよう……有名かもしれない??
とりあえず場所を変えることに。
社長の後をぞろぞろとついていく怪しい集団。
階段を降り、新幹線乗り場の大体下の辺りにあると思われる、団体待合室へ。
団体待合室の一角に集まったこの集団、やはり目立つのか、ある女性(ガイドさん? 2人組だったかと)が吸い寄せられるようにやってきて、
「これ、なんの集まりなんですか?」
その場にいたあるクリムゾナーは答えました。
「『デスクリムゾン』というゲームの販売イベントなんです。」
「それって、どんなゲームなんですか」
「えっとまぁ……ガンシューティングなんです……なんですけど……」
皆が答えに窮する(?)中、ある方は言いました。
「FFを超える名作!
FFはすぐ忘れ去られるが、デスクリムゾンは歴史に残る!」
(大体このような意味だったかと)。
最後に、みんなで記念撮影。 社長の「せっかくだから」の後に、みんなで腕を出しながら「クリムゾーン!!」でパシャリ! 写真は4月27日発売のドリームキャストマガジンに載るそうです。
というわけで、ビーバーのリポートもおしまい。 エコールの皆さん、そして当日会った知り合いの皆さんどうもでした。 また楽しいひとときを過ごせました!(^o^)
※これしか書いてもらえそうなものがなかったもので…(^_^;)