Thunderbird 91.2.0/Windows10で確認
こちらのページからソフトをダウンロードしてインストールします。
https://www.thunderbird.net/ja/
セットアップが始まりますので、名前とメールアドレス、パスワードを入力し「続ける」をクリックします。
自動設定で設定内容が提案されます。このまま「完了」するとエラーになりますから「手動設定」をクリックします。
修正が必要なのは赤字の4箇所です。
ホスト名は、受信サーバー、送信サーバーともに「ssl.biwako.ne.jp」に修正します。
ユーザー名は、独自ドメインの方は別途送付された情報を入力してください。
受信サーバーのプロトコルには、IMAPかPOP3を選択します。
入力が終わったら、再テストや完了ではなく、赤字の「詳細設定」をクリックします。(「再テスト」をクリックするとサーバ名をThunderbirdが間違った値に修正することがありますので、「再テスト」はしないことをおすすめします。)
プロトコルを変更する場合は、次の表を参照してポート番号を合わせます。この組み合わせが間違っているとメール送受信でエラーが出ますので注意してください。
プロトコル | ポート番号 |
---|---|
SMTP暗号化なし | TCP587 |
SMTP START-TLS 暗号化あり | TCP587 |
SMTPS 暗号化あり | TCP465 |
IMAP 暗号化なし | TCP143 |
IMAP START-TLS 暗号化あり | TCP143 |
IMAPS 暗号化あり | TCP993 |
POP3 暗号化なし | TCP110 |
POP3 START-TLS 暗号化あり | TCP110 |
POP3S 暗号化あり | TCP995 |
本当に続けますか?と聞いてきますので「OK」をクリックすると設定完了です。
次のポップアップが出たときは「規定として設定」をクリックします。
すべて設定が終わり、Thunderbirdで受信トレイをクリックすると、メールを確認できます。お疲れ様でした。
設定変更
設定変更する場合は、右上のメニューから「アカウント設定」をクリックします。
IMAPで設定した場合次のようになっています。受信サーバーの設定をここから変更できます。
メール受信で暗号化通信するかどうかをここから変更できます。
セキュリティ設定 の項目で、接続の保護を[なし・STARTTLS・SSL/TLS] の中から選択します。
送信(SMTP)サーバーをクリックし、編集をクリックすると、送信サーバー設定を変更できます。
メール送信で暗号化通信するかどうかをここから変更できます。
セキュリティ設定 の項目で、接続の保護を[なし・STARTTLS・SSL/TLS] の中から選択します。
一度設定したIMAPとPOPを変更したい場合
Thunderbirdは一度設定したアカウント設定を、IMAPとPOPのあいだで変更できませんから、アカウント設定を削除してやり直します。メニューから「アカウント設定」
左下の「アカウント操作」から「アカウントを削除」をクリックします。
両方のチェックボックスを選択して、「削除」をクリックします。
受信アカウントの設定がすべて消えましたので、「メールアカウントを追加」をクリックして設定をやり直せます。
その他のご注意
- サーバー上の容量は1アカウントあたりそれぞれ最大500MBです。容量が最大に達すると新しいメールは受信できなくなります。
- IMAPでのメールのご利用では、不要なメールは削除することや、大きな添付ファイルは残さないなどメールボックスが上限に達しないような運用をおすすめします。
- 現在の利用容量はWebMailからバーグラフで確認できます。https://www.biwako.ne.jp/webmail/ またはhttps://ssl.biwako.ne.jp/webmail/ にアカウントとパスワードを入力してログインして下さい。
- 容量の拡大は別途有償で対応できます。必要な場合ご相談ください。
- IMAPのゴミ箱(Trash)は一週間に一度日曜日にクリーンアップされます。